音波の薄皮 -picked-

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ブルックナー:交響曲第6番 / アンドリス・ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2019)

クラシック音楽。夜中に聴きたくなるのはブルックナーかシベリウスであることが多いような気がしている。

両者の持つその抽象性が、独り身の夜が持つ茫漠とした感覚に上手く入り込む、もしくは欠けたピースの中にはまるのかもしれない。

また、貴重なる静かな夜をより長く満喫したいと言う思いからも、これらを選択することに繋がっているとも言える。

もしくは、自分という小舟が、ブルックナーの大海でゆったりと、時に激しく揺さぶられる感覚が楽しくもあることもまた事実。

と言うことで、今宵はブルックナーの交響曲第6番をこの組み合わせで。

何度もここには登場しているような気がしているけれども、最新型のブルックナー演奏として、自分の好みにぴったりとアダプトしたのであります。