2020-09-30 will / 荒井岳史 (2017) これは荒井岳史なりのシティポップに対するアンサーなのではないかと思えてくるほど。作りはロックやフォークのそれなのだけれども、基本にあるのはポップスのメロディ。そこにシンガーソングライター的ニュアンスをふんだんにふりかけることによって、独自のセンチメンタル、サウダージ感を与えることに成功している。ソフトな現代のシティポップ。そう称しても悪くはないのでは。